昼前に我家を出たのは姉子さん、俺男２人。
決戦の地、僚太邸近くの喫茶店にて姉弁さんが合流。

姉弁「ともかく冷静にｒｙ」を連呼していた。

姉子さんはその場で旦那さんへ電話。
そろそろ僚太が合流する＆決戦地へ向かうと報告。

姉弁「俺男さんが来てくださって本当に良かったです！！！」
俺男「私よりご主人に来ていただいた方が・・・」
姉弁「・・・社長は姉子さんよりご気性.荒いお方で((;;´Д`))」
姉子「それじゃー私が荒っぽい人みたいじゃないの(*ﾉﾉ)」

・・・いえ、別に何でもありません。

暫くそんな話をしていると僚太参上。

僚太「この度はご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。」
姉子「おう」
僚太「先に俺の話からいいかな？」
姉子「おう」

男前杉な姉子さんだった。
僚太が現れた際、姉子さんが暴 走しないか心配していたが杞憂だった。

面会は一蹴され、手紙を姉子さんが預かる事になった。
ちなみに手紙はその場で内容確認されたが、
まぁ少しはスッキリするかな？なアレだった。

・税負担考えると分割が望ましいのではないか？
・僚太母分慰謝料は負担は僚太でも僚太母からの支払いにするべきではないか？

この辺りは税金絡みの話であるらしぃ。
（贈与税の基礎控除を考えると云々的な話・・・詳細はグーグル先生に）
俺は話を聞きながら「あー、いつもの僚太っぽいなｗ」と他人事だった。

解りやすく言うと、５年分割にすると２人からの慰謝料合わせ
１０００万くらい課税対象が変わってくる計算になるらしぃ。
（前に僚子が説明してたのはこういう事か～な話でした）

僚太としてはどうせお金を出すなら少しでも僚子の手元に残したい～
という気持ちがあったようだが、これも一蹴。
既に先方（弁子・僚子サイド）から、『一括』が優先と通達済との事だった。

僚太「別にそんなに金に困ってるわけじゃないのに・・・」
姉子「あんたとの縁をさっさと切りたいだけの話よ」

一蹴だった。

姉子「まぁよーするに、あのババァ消せばそのうち治るでしょ」

それを皮切りに本日の作戦が姉子総司令から説明された。

姉子「何だかんだ母親だし、後は家で面倒見て上げようと思ってるのよ」

どんな非道な案が出てくるか戦々恐々としていた我々は肩透かしを食らう。

姉子「ただし・・・一つも文句言わなかったらの話だけどね＾＾＾＾」

やはり姉子様であった。
とりあえず財産没収は確定、後は飯場か刑務所は選ばせてあげるとの事。
病院行きという選択肢は姉子様の言葉を意訳すると

姉子「飯場で働けなくなっちゃったらね＞＜」

決して「飯場で壊れるまで働かせたら」とかは聞いていない！
・・・聞いていないのだよ。
最後に僚太にソレで構わないかを確認し僚太も同意する。
色々思うところはあるみたいだが、僚太は自分を全うに修正するのを
最優先としているような感じであった。

その後、姉弁さんの用意していた書類に次々署名捺印する僚太。
この段階で僚太・僚子に関わる書類は全て揃ったようだ。
「じゃーそろそろ」と姉子様の大号令で全員席を立ち店を後にする。

姉弁「では・・・私はこれで(;;´ー`)」

おいｗｗｗちょｗｗｗおまｗｗｗ逃げるなよｗｗｗ

立ち位置的にはどう考えても姉弁の方が近いだろ！！！と叫びたい俺

姉弁「それに俺男さんが居て頂けるなら大丈夫ですよ＾＾＾＾」

凄いスッキリした顔をしていた。
最後に姉子さんへ「くれぐれも冷静に」と言葉を残し去って行った。
弁護士汚い！！！何一つ大丈夫でも何でもない。

（逃げなきゃダメだ・・・逃げなきゃダメだ・・・逃げなきゃダメだ・・・）

がっしりと俺の肩を掴み「本当にありがとうな！」と僚太。
お礼なんか要らない、俺を解放してほしかった。

そのまま無言で僚太邸へ、最後のボスとの対峙まで後僅かだった。
インターホンを鳴らす、、、誰も出ない。
俺は初めて神の存在に感謝をした。

姉子様は鍵を取り出しオートロックを開き進んでいった。
そして僚太邸へ到着、マンションには誰も居なかった。
俺は僚太母がこのまま帰宅せずタイムオーバーになる事を真剣に祈っていた。

姉子さんが手洗いへ行っている間に僚太とミーティング

俺男「ともかく刃物や凶器になりそうなモノを片付けよう」
僚太「だな、あとあっちで話するのがいいな」
※ダイニングテーブルは固いのでソファーの所へ誘導を試みる
俺男「コップも紙コップとかのが良くね？」
僚太「あー、たぶん前買ったのがわるわ」（アイテム紙コップゲット）
俺男「姉子さんこっち、俺と僚太が間に入ってお母さんはそっち側な」

僚太母
　　　　[ローテーブル]
僚太
　　　　　俺男　　姉子

僚太「姉子止めるのは任せた、乳もみまくっちゃえｗｗｗ」
俺男「おうｗｗｗ役得だなｗｗｗ」

そんな話をしていたら姉子さんが戻ってきた。

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ・・・

俺の祈りは届かず、僚太母が帰宅した。

僚太母「あんたたち他人の家でなに勝手にやってるのよ！！！」

姉子さん、俺を視認するなり怒鳴る僚太母によって最後の幕が上がった。

僚太「いや、ここ俺の家だから」

どうやら僚太母、僚太には気づいていなかったらしぃｗ
やっと帰ってきたの～心配したのよ～っぽい言葉を発していた。
姉子さんはずーっと沈黙していた。

僚太「とりあえず、ここ座んなよ」

僚太母も予定地へ着地、場は全て整った。

言いたい放題が続く。
何か耳が腐るとかではなく、純粋に凄いなこのおばさん・・・と感心していた。
姉子様は無言無表情、、、なんというか、怒りゲージを貯めてるように見えた。

僚太母「ココは私と僚太の家なんだから、さっさと消えなさい！！！」

ﾊﾟｰｰｰｰﾝ!!!

僚太「ここ！！！俺の家だから！！！」

姉子様ではなく僚太のビンタ？炸裂。
※姉子様の挙動に注視していたので見てないｗ

僚太「ともかく、出ていってくれ」（少し冷静な口調だった）
俺男「とりあえず落ち着けって、手出すのは良くねーよ、一応親だろ」
僚太「わりぃ・・・」

ぶっちゃけ殴り飛ばしても良いと思っていたが、大事になって僚太や姉子の
経歴に傷付くのもな～と思っていた俺は僚太を宥めにかかった。
僚太母は何が起きたか理解できていないようで放心していた。

僚太また切れるか！？と思い注視＆腕捕獲していたが、
ぼんやり天井を見上げる考える人バージョンみたいな恰好をしていた。
（伝わるかな？？）

そして今度は姉子へすり寄る僚太母
「こんな子（僚太）だとは思ってなかった、悲しい」
「こんな子は刑務所入れた方がいい、そういえば詐欺で逮捕よね！」
「家もお金も全部取り上げちゃいましょ！貴方（姉子）ならできるでしょ！」
「なんだったらお礼にあんた（姉子）に１割くらい上げてもいい」
「だから、私の借金はちゃんと無かったことにしましょうね！」

ちなみに、姉子様はここまで無言＆無表情であった。

母「ちゃんと聞いてるの！！！」
姉「このブヒブヒさっきから言ってるの、何？」

本当に不思議そうに聞いてくる姉子様に思わず俺・僚太噴出した。
お茶を口に含んでいなかったのが残念である。
姉子様も笑っていた。

姉「まぁ、泣き止んだら首輪して連れてくから＾＾＾＾」

ここで泣き止んでおけば良かったのに・・・

姉「なかなか鳴き止まないね～ｗｗｗ」
母「ｷｨｨｨｨｯｨ！！！親の話もちゃんと聞けないから子供平気で刹すのよ！！！」
※姉子様お子様３人、うち１人を事故で亡くしている(ﾉД`)

ソレまで豚の鳴き声をバックミュージックに僚太の今後どうするかみたいな
（子会社早く見つかるといいなーとか、面接いけるかなーみたいな）話をしてたが
一気に沈黙、場の空気が凍る。

姉子さんの表情は凍り付いている。
僚太が立ち上がり僚太母に殴り掛かりそうになるので俺は止める。

僚太「とめんな！！！」
俺男「こんなん殴る価値もない、相手すんな！！！」

押し問答をしてる野郎２人、姉子様が動く⇒首絞めてる((;;ﾟ皿ﾟ))

俺男「姉子さん！！！ダメです！！！」
僚太「やってまえ、俺がやったことにしちゃる！！！」

僚太吹っ飛ばす⇒姉子様を取り押さえる、僚太母ゲホゲホしている。

姉子「あﾞぁﾞぁﾞぁぁぁぁﾞあﾞあﾞあああああﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ」

鞄からナイフでなく携帯を取り出しピッピッピ

姉子「やっぱりダメだった・・・ごめん・・・連れてって」

母「貴方（俺男）も見たでしょ！！！」
俺「・・・」
母「こんな所に居たら貴方も刹されるわよ！一緒に警察行きましょ！」
俺「じゃれあってただけですよ＾＾＾＾」
僚「ぶっｗｗｗ」

笑いごとじゃねぇよｗｗｗ俺ｗｗｗ人生で一番ビビったよｗｗｗ

僚「ちょっとじゃれあっちゃったなｗｗｗ」
母「あんた達覚悟しときなさいよ！！！バカにして！！！」

電話を終えた姉子様は静かに泣いていた。

俺「アレは人として言っちゃダメですよ・・・」
僚「・・・」
母「貴方も訴えますからね！！！」（話が通じていないようだ）
俺「ともかく、ちゃんと謝りましょうよ、さっきのはダメですよ」
母「貴方の子供もロクなﾀﾋに方しないわね！！！」

ﾊﾟｰｰｰｰﾝ!!!

僚「蚊が止まってたｗｗｗ」

よし、お前が殴らなかったら俺が殴ってた(*ﾉﾉ)

ﾋﾟﾝﾎﾟ～ﾝ

お迎えが来たようだ。

姉夫さんが姉子さんを見る、声出さずに涙が流れている。

夫「誰や？」
母「良かった助かった、ちょっと聞いてくださいよ！！！」
夫「誰や？」
母「もー刹されるかと思った、助かったわ～」
夫「誰が姉子泣かしたんじゃああああああああああ！！！」

ご近所さんもビックリの怒号であった。
一同静まりかえる。

夫「ふぅ・・・ふぅ・・・お前か？」（僚太を見る）
僚太ぶんぶん首を振る
夫「お前か？」（俺を見る）
僚太に負けじと首をブンブン振りまくる。

社員２名も姉子さんが泣いてるのを見て真っ青になっていた。

社「・・・洒落になっとらん・・・」

テープには残らない声量でボソッと言ったのが印象的だった。

姉夫さんが姉子さんに近づく

夫「だ・・・だだ・・・大丈夫か？？？(;;´Д`)」
夫「ど・・・どこか痛いとこないか？？？(;;´Д`)」
夫「・・・僚太か？・・・俺男さんか？」
姉子さんが首を振る

夫「・・・おかんか？」
ここで姉子さんが頷く。

母「ちっ・・・ちがっ・・・ちゃんと聞いて！！！」

夫「何も聞く事ありませんよ＾＾＾＾」
母「ちゃ・・ちゃんと聞いてくれれば」
夫「姉子から何も聞かんで言われてますんで＾＾＾＾」
母「だからちゃんと話を・・・」
夫「惚れた女が泣いとるんですよ、何も聞く必要ありません＾＾＾＾」

ココで社員２名を睨み付ける

夫「おい、いつまでボーっとしとんだ」

社員２人顔を見合わせどうしよう～と戸惑っている。
俺も僚太と同じように戸惑っていた。

夫「さっきから連れてけ言ってるだろーが、聞こえんか馬鹿が！！！」

誰も「言ってないよ！」と突っ込みは入れなかった。
僚太母に近づく社員２名、ちなみにスーツビシっと来た普通の社会人。

社「いいから行きましょう＾＾＾＾」
母「だから話を」
社「これ以上社長怒らせたらほんとマズイですって・・・」
夫「誰も怒っとらんがなー、がははははｗｗｗ」
母「ちょっとどうするつもりｙ」
社「外に車待たせてますんで、とりあえず家帰りましょ＾＾＾＾」
母「だから私の家はココだってｒｙ」
夫「はよぉ連れて行かんかぃ！！！！！」（怒声）

・・・こうして僚太母は引き取られていった。

夫「大丈夫かー？痛くないかー？何か怖かったかー？(;;´Д`)」

俺は姉夫が一番怖かった。

姉「あーもー恥ずかしい、大丈夫だってー(*ﾉﾉ)」
夫「そ・・・そっかそっか・・・(;;´Д`)」
姉「ごめんね・・・ありがとね・・・」
夫「何も言うなって～お前が大丈夫ならソレだけでええから(*ﾉﾉ)」
姉「もー恥ずかしいってー！！！(*ﾉﾉ)」

顔真っ赤にする姉子さんがちょっと可愛かったｗ
まぁ夫婦の会話だし退座しようかなーと思っていたその時
こちら（僚太・俺）の方へ近づいてくる姉夫

夫「おーい、僚太」（結構普通のトーン）
僚「はい」
夫「歯ぁ食いしばれ」
姉「あー、顔はダメだよ」
夫「んーーーー、じゃあ腹力入れろ」
僚「はいっ」
夫「ｼｯ！！！」

ﾄﾞｺﾞｰﾝ（僚太の足がちょっと浮く位のアッパー気味ボディーブロー）

夫「うし、まぁ詳しい事は知らんが、反省してやりなおしー」
僚「・・・はぃ」
夫「金は月曜には振り込んだるから、はよ綺麗になりー」
僚「迷惑かけてすみません」
夫「できの悪い弟の面倒見るのも兄貴の仕事だ、がっはっはｗｗｗ」

～糸冬～

なにやってるん？

夫「ほんとご迷惑かけてすみません」
俺「いえいえ、何はともあれ色々解決して良かったですよ～」
夫「昨日もえらいご迷惑かけてしまったみたいで、、、」
俺「いえいえいえ」
夫「あのまま一人で行かせてたら、間違いなくやってましたはコイツｗｗｗ」

首の所で手首を振る運動・・・ｼｭｯｼｭｯｼｭｰみたいな

姉「もーそんな事しないわよー」
夫「いいやｗｗｗやるなおまえならｗｗｗ」
姉「自分の手を汚すのは何か嫌じゃない(*ﾉﾉ)」

・・・さっき首を絞めていたのは幻影だという事にしておこう。

俺「それにしても、大金ポーンとご用意できるなんてすごいですねぇ」
夫「いやいや、惚れた女房が真面目な顔して頼むんだから、
　　 そんなん何しても用意するにきまってるじゃーないですかｗｗｗ」
俺「いやいや、なかなかできないですよー」
夫「まぁ、綺麗なお金じゃないとダメ言うから色々苦労はしましたがｗｗｗ」

・・・ピン札の話だよね、うん、そうに違いない

俺「・・・姉夫さんはドコまでお聞きだったんですか？」
夫「ん？いや何も聞いてないですよ、僚太が僚子さんと離婚する程度にしか」
俺「ぇ？ソレだけでお金全部用意したんです？？？」
夫「だってコレ（小指立てて）が聞かんどいてって言うんですもんｗ」
姉「もー、恥ずかしいから止めてってー(*ﾉﾉ)」←顔真っ赤
夫「姉弁と２人して仕事ほっぽりだして何やゴソゴソしとるなー程度ですわｗ」

・・・なんかスゲー愛されてるなぁ・・・と思った。

ちなみに僚太はウチの会社から転籍という形での転職先を探し中。
姉子夫妻もソレは同意しており、必要に応じて姉夫さんのみが連絡取るらしぃ。

僚子は姉弁さんと弁子さん合流後連絡をもらい、その足で区役所へＧｏ。
無事離婚届けが受理されました。

いや見てない見てないよな？みんな

>>937
何か凄い自分本位の他人だなぁ・・・という感じでありました。
姉子さんが精神科医回って色々調べた一時的な結論では
「反社会性.ーソナリティー障/害」なる精神病の一種っぽいです。
Ｗｉｋｉって見ましたが、門外漢なので何とも・・・

>>938
ガテン系とは知ってましたが、何せ会うのは僚太結婚式以来でしたのでｗ
元々姉夫さんの御父さんが経営されていた会社っぽいです。
（地方で良くある一族経営＋重用される社員も一族～みたいなアレ）

>>940
これでもテープの色々な部分は都合によりｒｙ

>>941
いやーーーーーガチ疲れました(;´Д`)
暫くはノンビリしたいーーーーとさっきまでのパーティーでも連呼してましたｗ
因みに、姉夫さんは多忙でサッサと地元へ帰られています。
姉子さんは本日も我家泊、週明け一度地元に戻りまた来京するとの事です。

>>942
その辺私も興味あり色々聞いてみましたｗ
ただ、想像していたよりずっと良い環境っぽいです。
昔は本当に色々酷く拉致監禁状態だったらしぃですが、最近は色々うるさく
工夫は12時間交代の3勤1休（12時間働く、12時間休むｘ3、36時間休む）
飯場は8時間労働6勤2休でローテーション組んでるそうです。

昔は賣春婦的な要素も飯場にはあったようですが、今はご法度だそうです。

色々お疲れ様です。

まだ大変だと思うけど…応援してるよ！

姉子・嫁子・俺男３人で僚子の今後について話したのですが、
僚子がもう少し落ち着くまでは我家を拠点にしつつ
姉子さんも来京して色々協力する～みたいな感じになりそうです。
（まだ夜中一人で泣いていたりする事があるらしぃ・・・orz）

>>952
専門家でも良く解らん！！！みたいなアレっぽいです。
ただ、お金さえ用意すれば何だかんだ病院にはブチ込めるレベルではある様子。
まぁ、僚太母の今後～とか『関わりたくない！！』これに尽きます。

>>954
少なくとも、今日一番気の毒だったのは彼ら・・・ですね・・・
僚太母は車の中でも道中ギャーギャーわめいているんだろうな・・・

>>955
この前会った時から大分普通？っぽくはなっていましたね。
まぁ、今日明日で治るようなモノではないので、じっくり付き合っていこうかなと。

そんなわけで、１時も過ぎましたので本日はこの辺で～
スレの残りは質疑答えつつ、次の安価スレへ向けて英気を養いたいと思います！

ではっ！！！！！！

お疲れ様ですー

面白かった・・・と人ごとだから言えるけど。
自分が関わるとなると神経参りそう。
ゆっくり休んでくださいな。