実は短距離出張というのは、
業務の一環で「企業防衛」という研修を受けるためだった 
企業防衛というのは簡単にいえば暴カ団からアクションが起きた時に
どういう態度をとるべきか警察から学ぶ研修 
最初は警察官（マル暴）から「こういった場合はこういう風に対処を」
という座学を受けたのだが 
後半は警察官が暴カ団員になりきってのロープレを行った 
これが怖い。
さすがにホンモノと退治しているだけあって
警察官のはずなのにマジモンの暴カ団員みたいだった 
警官扮した暴カ団員が大声を上げると全員がびくっと肩を揺らすさまは
まるで小学生のとき教師に怒られたときのようだった 

というわけで電車に乗る直前まで暴カ団員対策をしていたこと、
ほぼホンモノに近い人らと過ごしていたこと、 
あまりに疲れ果てていて苛々していたところに
ギャルママの態度etcが重なり、私に暴カ団員が宿った 

一瞬で電車の中が静かになった 
ギャルママ達はぽかんと口を開けて私を見ていた 
走り回っていたガキ共は泣きだした 
「何か言うことあるんじゃねぇのか、ｱｧ？」と、
今度は静かに問うとギャルママではなく
泣きだしたガキ共が 
「ごめんなさいいいいいい～～～～」と号泣しながら謝ってきた 
そして「ママのこといじめないで～～～～」とも 

私「お子さんたちはきちんと謝罪出来ましたけど、
　　保護者であるあなた達はどうなんですか？」 

１「……すんませんでした」 

２「…………」 
と言ったところでちょうど電車が止まった 

私は立ち上がり
「私こそ大きな声を出してしまってごめんなさい。
　お子さんたちを驚かせちゃいましたね」 
とだけ言い電車から降りた 
発車した電車を見送ったがギャルママ達は
そこには座らないようだった 

大声を出したし乗客の視線を集めてしまったから座りが悪く、
勢いで電車を降りてしまったが、 
次の電車をまとうとベンチまで歩いたとき
異常に脛が痛いことにそこでようやく気づいた 
よくよく見たら私の脛は真っ青に腫れ上がっていた 
半泣き状態になりながら次の電車が来るのはいつ
か電光掲示板を見上げた時に思い出した 

今行ってしまったのは終電だった 

私は泣いた 
ちなみにタクシー代は２万近くかかった 
数日経ってもキチママのことは許せない

脛って結構弱いんだね

>>117 
クッションの肉ないしね 
弁慶でも泣くところだし

痛いっすね～と愚痴る位だしな

そのキチ傷害罪で訴えれば良かったのに

ちょっと待て>>119が何か言ってる

そっとしておくのも武士の情けですぞ

これ以上生き恥を晒さぬように、手討ちにするのも武士の情け。

そういう研修受けるための出張で終電に乗り、
非常識な人間に傷害行為をされたため 
終電でありながら自分の安全確保のために降車せざるを得なくて
タクシー利用した際には 
自分の会社にタクシー代請求できるはずだし、怪我も労災の対象。 
履いた暴言はそれ以上の傷害行為を避けるための正当防衛と主張していいし、 
（降車する際には謝罪してるんだから） 
信頼できる上司に相談してみたら。
タクシーのレシートがあるなら今からでも請求できるよ。 
出張も帰宅するまでの怪我は労災で補償されるでしょ。 
終電にベビーカーで乗車など深夜に至るまで乳幼児を
寒空の中連れ回した時点で相手の異常性は十分主張できるから。 
そのタクシーのレシートなくしても
企業タクシーなら再発行してもらえなかったっけ？