喪子彼男女友達含めた３人で遊ぶ約束したが当日女友達がどたキャン。 
その日に彼男が恋人繋ぎしてきて、喪子は彼男の気持ちを知る。 
戸惑いつつも優しく包み込むように大事にされ、 
遠距離だけど相思相愛に(なったと思ってた) 
毎日電話とメール。 
土日は必ず会いに来てくれるし有休は日帰り旅行や遊園地。 
喪子は毎日幸せだった。 
ある朝知らない番号から着信。寝ぼけてた自分は相手を確認せず出た。 
美子｢彼男の妻です｣ 
喪子｢はぁ、え？いえええ！？｣ 
美子｢喪子さんですよね？〇日に〇〇に来てください｣ 
返事をする間もなく電話が切れた。 

真っ白になってるとメール着信。 
夫(彼男)がしたことをあなたに申し訳ないと思ってます。夫には内緒でお願いします、 
と丁寧に書いてあった。 

迷ったが会いに行った。 
指定場所でうろうろしてるとポンッと肩を叩かれて振り返ったら、 
ゾワッとする見下した笑い方をした背の高い美人がいた。 
美子は見た目も話し方もサバサバした感じの男前なモデル体型美人。 
健康的に日焼けした肌に真っ白な歯が印象的だった。 
挨拶を済ましたあと深々と頭を下げられて謝罪された。 
私も謝罪。 

そしていたずらっぽく笑う美子が｢あなたも悔しいでしょ？｣と彼男を陥れる計画を持ち掛けられた。 
なんか私の言うことを聞いて当然でしょという上から目線の態度だった。 

彼男とデートの日に美子と同じ服で彼男を待ち合わせるという簡単なもの。 
いつ遊ぶのか何処で遊ぶのかスケジュールをしつこく聞かれた。 
その日は話に合わせて帰った。 
次の日彼男と遊ぶことを黙っといた。 

どっちを信じていいかわからなかったから。 

次の日彼男の顔を見て泣きそうになりながら事情説明。 

メール消してしまったすまーん。 



ﾅﾆｿﾚ(ﾟдﾟ)？な顔する彼男。 
私をなだめつつ話を最後まで聞いてくれたあと抱きしめられた。 
ごまかしてんじゃないのかと不安でたまらなかったが、 
彼男｢大丈夫、ぼく既婚者じゃないよ？今から市役所に確認しにいく？｣とおっとりした笑顔。 
喪子｢じゃああの人だれ？｣ 
彼男｢多分元カノかな…｣ 

まとめずにダラダラ書くと怒られそうなので簡潔に。 

彼男は喪子と別れ美子と付き合い、二ヶ月もせず別れた。 
喪子と彼男を陥れようとしたのが明るみになった美子は、 
｢彼男が好きだから｣と号泣(したふりで涙は出てなかった) 
｢そこまで僕を好きだったなんて｣と都合のいいように解釈した彼男。 
以前付き合ってたときは気が強く気まぐれな美子に振り回されっぱなしで、 
彼男が大手企業を首になってからずっと音信不通になったらしい。 
あんなに気が強い美子が泣くなんて！と感激しながら私に謝罪する彼男。 

最近美子と偶然会ってしまいその際に、 
｢彼男が初彼氏だったんでしょ？でも仕方ないよね｣と爽やかに笑って言われたので書いてみた。 

うわあああ 

これが喪女クオリティなのね…… 

女はずる賢い方が得なのか… 
むなくそわるい